イギリスで有名な物語「アーサー王伝説」

イギリスで有名な物語でる「アーサー王伝説」についてご紹介していきます。この「アーサー王伝説」は、漫画やゲームなどの元ネタにも使わるほど有名な話となっているため、知っておくと漫画やゲームなどでの楽しみを広げるきっかけになるかもしれませんね。

今回は、「アーサー王伝説」の大まかなあらすじを紹介していく記事となっています。興味を持ちましたら是非読んでいっていたけると嬉しいです。

1.アーサー王伝説とは

ブリテン島(現在のイギリス)を治めていたアーサー王と中心とした「騎士道物語」のことを指しています。

アーサー王の話として一般的に有名になのは、トマス・マロリー著「アーサー王の死」が挙げられます。 そこから現在の多くの漫画や小説、映画のキャラクターや設定のモチーフに使われています。

2.アーサー王伝説はどこからきた?

さて、この「アーサー王伝説」は史実なのか?それとも創作物語なのか?実をいうと、この話は史実ではなく創作された話になります。創作された話とはいえ元になった話や人物などは存在します。

話のモデルになったのは6世紀頃のブリテン島の伝説が元になったと言われています。アーサー王のモデルになった人物は約10名以上いるとされ、代表的な人物としては「ルキウス・アルトリウス・カストゥス」「アンブロシウス・アウレリアヌス」が挙げられます。

何百年という長い年月の中で現地の伝承、伝説や外の国からの話と混ざり合い、各々が考えた「自分の考えた理想のアーサー王」、「胸躍る冒険譚」を作り、それが広まり舞台のイギリスだけでなく、ヨーロッパ全体に伝わったいき、高い人気を獲得しました。

その中でも最もも有名なのが先ほども挙げた トマス・マロリー著「アーサー王の死」 です。それまで多くあった創られたアーサー王の話、騎士たちの話を「1つのストーリー」としてまとめたものになります。

この他にも ローズマリ・サトクリフ著「アーサー王と円卓の騎士」、ブルフィンチの「中世騎士物語」などのアーサー王関連の小説も読み物としてはオススメになりますので読んでみるのもいいかもしれませんね。

3.一体どんな内容なの?

そもそもこの物語は、どんな話なのかというと、基本的な話としては「アーサー王と円卓の騎士たち」を中心とした物語であり、激しい戦いや冒険譚であり、ロマンス要素も含まれます。

大まかな話の流れを説明していきます。

(1)、アーサーが「選定の剣」を抜き、ブリテン島の王になる
(2)、 王としてブリテン島を統一し、統治していく。
(3)、円卓の騎士を結成、冒険譚やロマンスが誕生。
(4)、騎士ランスロットと王妃の不倫により円卓の騎士が崩壊
(5)、アーサー王が不在時に息子モードレッドがクーデターを起こす
(6)、カムランの丘でモードレッドを討ち、アーサーは自身の死
(7)、エクスカリバーを湖の妖精に返し、アヴァロンへと旅立つ

これがアーサー王伝説のざっくりとした大まかな話の流れになります。1~3の前半の話は、英雄譚らいしい胸躍る冒険譚や少年誌のような少年心をくすぐる王道な話となっています。

後半の話は昼ドラさながらの様なドロドロした話になり、王妃と騎士の不倫が原因で円卓が崩壊を始め、しまいには息子のクーデターによって滅んでしまうという最後となります。

アーサー王も死んでしまったとも、アーサー王は今でもアヴァロンという所で傷を癒しており、世界が危機に瀕した時に救いに戻ってくると言い伝えられているという最後で話を終えています。

4.アーサー王伝説をモチーフにした作品

最初に話したように、現在では漫画や小説、ゲームなどでアーサー王の話は元ネタになったり、設定を使われている作品は多く存在します。最後にそうった作品を紹介していきます。

1、ポケットモンスター ソード/シールド

2019年11月に発売された「ポケットモンスター」シリーズの新作で、今作の舞台であるガラル地方はイギリスをモデルにしており、伝説のポケモンもアーサー王の話に関することをモデルとしています。また、ストーリーの中にも所々モチーフになっていると思われる個所があるのでプレイされている方は探してみるのもゲームをより楽しめるかもしれませんね。

2、Fate シリーズ

こちらの作品も有名さ作品で、筆者も「Fateシリーズ」は最も好きな作品で派生作品である「FGO」をやっています。この作品にアーサー王や円卓の騎士なども登場し、物語の設定にもアーサー王伝説/物語の設定がモチーフになっていることが見て取れます。気になれば、一度この作品を見てみるのもいいと思います。多くの作品があるのでどこから入っても楽しめると思います。

5、最後

今回は、アーサー王伝説のあらすじ紹介、成り立ちを軽く説明していきましたが、これを見てアーサー王に興味を持ちましたら是非自身で調べてみたり、本を手に取って読んでみてください。

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