物凄い武器!!アーサー王伝説の武器紹介

ゲームや漫画、その他の創作物に必ずといっていいほど登場する「空想の武器」。アーサー王伝説の中にも多くの武器が登場し、その武器たちも多くもの作品で用いられています。今回は、物語に登場している代表的な武器を紹介していきます。

これを見て、ゲームなどに登場している武器などに興味を持ったら、ご自身で調べていろいろな作品をより楽しんでみて下さい。

  アーサー王伝説の武器

世界中の歴史、創作物語には数多くの魅力的な武器が登場し、物語を彩り、大いに盛り上げる要因でもあります。アーサー王伝説にも同様に多くの武器が登場します。ここから、代表的な武器とその所有者たちを紹介していきます。

1、エクスカリバー(Excalibur)

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・所有者:アーサー・ペンドラゴン
:エクスカリバーは、伝説の武器の代名詞、代表格と言えるほどに有名な武器です。ゲームや漫画にの殆どの創作物には登場し、モチーフになっています。

エクスカリバーは、アーサー伝説の中でも代表的の武器でアーサー王が所有する伝説の剣。この剣は、湖の妖精から与えられ、決して折れず刃毀れせず、千の松明の如く光り輝き、あたゆるものを両断したという。

しかし、エクスカリバーの真価は剣の部分ではなく、鞘の部分にある。鞘の効果は、「不老不死の加護」があり、所有者は「剣と鞘」がある限り、無敵といえる。
だが、鞘は何者かに盗まれ、剣も騎士道に反した行い犯した際に折れたという逸話も存在するため、無条件で使えるものではないようです。

エクスカリバーは、アーサー王が選定の剣として引き抜いた剣の「カリバーン」と混同されていますが、この二つの剣は全くの別物となっています。
そして、エクスカリバーは物語の最後にベディヴィエールがアーサー王本人の命令で湖の妖精に返還された。

2、ロンゴミニアト(Rhongomyniad)

・所有者:アーサー・ペンドラゴン
:アーサー王が最後の戦いで用いた聖槍。幅広で長い穂先、一撃を持ち、五百人の兵士を吹き飛ばすとされているが、それ以上のことは資料がなく分かっていない。エクスカリバーと並ぶ宝物だが、エクスカリバーに隠れてしまっている。

モードレッドの戦いの際に、アーサー王はエクスカリバーを帯剣せずこのロンゴミニアトで対峙し、討ったとされている。

3、カリバーン

・所有者:アーサー・ペンドラゴン
:アーサー王が王としての選定の際に引き抜いた「選定の剣」である。しかし、この剣は、ぺリノア王とのつまらないいざこざからの一騎打ちで折れてしまったとされる。
元になった剣は、ケルト神話に登場する「フェルグス・マック・ロイ」の「カラドボルグ」が有力である。

4、ガラティーン

・所有者:ガウェイン
:アーサー王と同様に湖の妖精から与えられた剣。所有者のガウェインと同じく、日中には三倍の力で発揮できたとされている。
同じ湖の妖精からのものであるために、エクスカリバーと姉妹剣とされる。

5、アロンダイト(Aroundight)

・所有者:ランスロット
:ランスロットが所有していた剣。だが、アーサー王物語には登場せず、後の騎士物語から登場している。
出自は、様々で元はアーサー王の練習用の剣、湖の妖精からの剣など。一説で、元は聖剣であったが王妃を救出する際にガウェインの弟たちをこの剣で討ってしまったことで魔剣に堕ちたとされている。

6、フェイルノート

・所有者:トリスタン
:円卓の騎士のトリスタンが所有していた弓。「トリスタンとイゾルデ」の話に登場する弓である。
竪琴を改造してできた弓で、人でも獣でも狙って放てば必ず当たるといわれている。

7、カーテナ

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・所有者:トリスタン
:剣先の折れたトリスタンの剣と伝承で伝わっている。イギリス王室において儀礼剣として現在も伝わっている。慈悲との剣とも呼ばれてる。歴代の戴冠式で使われたが、ピューリタン革命時に一度紛失しており、後に新しく二代目カーテナが作れた。現在は、ロンドン塔の宝物庫に保管されている。

最後

主に有名な、武器を今回紹介していきましたが、アーサー王伝説に出てくる武器は他にも多く存在します。みなさんも興味を持ちましたら、ゲームや漫画を通して自分自身で探してみてはいかがでしょうか。今後とも物語を通して、皆様の楽しみが増えますように