ここが魅力的!!歴代13人のドクター‐ドクターフー ‐

ドクターフーは、世界最長のSFドラマです。なぜ、1つのドラマが50年以上も放送を続けられ、多くの世代に人気を獲得できるか不思議ですよね。そこには、他のドラマにはない画期的な要素があるからです。今回は、そのことを紹介していきたいと思います。

何が他のドラマと違うのか。以前の記事でこの「ドクターフー」というドラマは、主人公と旅の同行者が時間や宇宙を旅をする物語であると書きました。

この主人公と旅の同行者がこのドラマの人気を左右する大きな要因となっています。

それが、なぜかと言うと「主人公と同行者が代替わり」をしていく作品だからです。

目次
1.代替わりとは?
2.歴代のドクター

1.代替わりとは?

ドクターフーは、主人公と同行者が定期的に変わっていきます。

それによって、作品のマンネリ化を防ぐと同時に視聴者を飽きさせない要素としています。

この代替わりは、英国ではBBCニュースに取り上げるほどの大きな話題を生み、国民にとって非常に大きな話題であとも言えます。

そして、代替わりした際の主人公は「容姿、性格、趣味嗜好」もガラッと変わるのが特徴的です。

役者が変わるので、容姿は当然違うのですが性格tと趣味嗜好まで前者の状態と大きく異なるために、視聴者はどのシリーズから入っても楽しめます。

2.歴代のドクター

「ドクターフー」は57年(2020年現在)も続く長寿番組です。そのため、主人公を務める役者も当然代わっています。

主人公である「ドクター」を務めた役者は、13人もおり、各々が魅力的な演技でこの作品を彩っています。

そんな魅力的な主人公「ドクター」を演じる13人を紹介していきます。

初代ドクター :ウィリアム・ハートネル

1963年~66年まで初代ドクター役を務めました。白髪で年老いた外見をし、気難しい性格をし、リボンタイとドレスコートを着用していました。当時は、細かな設定がなかったために謎に満ちた老人という感じの人物でした。

シーズン4の時に敵との戦闘後に2代目ドクターへと再生しすることになった。この時、ハートネル氏は病気を患っており、収録が困難な状況であったために、苦肉の策としてドクターを再生させることで俳優交代を行い物語を進めていく方法をとりました。

この策が功を奏して、番組は英国で 長寿番組とし ての地位を確立していきました。

その後、1973年に体調不良で俳優を引退し、1975年に67歳で亡くなっています。現在で初代ドクターが登場する際は、デイヴィッド・ブラッドリー氏が演じています。

2代目ドクター :パトリック・トラウトン

黒髪で、小さな蝶ネクタイに初代ドクターの頃に着ていたコートを着用してる。2代目ドクターは、初代よりも人懐っこい性格をしており、リコーダーを吹く変わった癖がある。

彼から3代目への再生は瀕死になったからではなく、彼の故郷の星ガリフレイで同族に無理矢理再生させられ、3代目へと再生した。

3代目ドクター: ジョン・パートウィー

白髪でクラバットを身に着け、黒または緑のジャケットを着ている。この時のドクターは、自身の宇宙船兼タイムマシン「ターディス」の操作方法を忘れてしまい、地球のみでの活動を行っていた。

合気道を心得ており、戦闘シーンが多くみられる。この時の同行者は、スピンオフ作品の主人公のサラ・ジェーン・スミスがいる。

彼は大量の放射線を浴び、4代目へと再生した。

4代目ドクター:トム・ベイカー

カーリーヘアーで帽子を被り、薄茶色のジャケットにカラフルな長いマフラーを着用している。同行者は、3代目と同じく、サラ・ジェーン・スミスと旅をするが、故郷ガリフレイでの裁判にかけられた際に地球人は連れていけないと、別れを告げることになった。

この4代目ドクターは。フレンドリーな性格で、よくジェリーベイビーを食べ、時折人に勧めている。たまに、ヨーヨーをポケットに入れており時折使用している。

4代目ドクターは、通常の再生法とは違う再生法で5代目へと再生した。この4代目のトム・ベイカーは、非常に高い人気を誇り、10代目が現れるまでは歴代の中で最も人気を博していた。

5代目ドクター: ピーター・ディヴィソン

5代目であるピーター・デイヴィソンは、初代から4代目までの役者の中で最も若い役者を起用であった。クリーム色のクリケット用ジャケットを着用し、セロリを胸ポケットに入れており、スニーカーを履いている。所持しているセロリは、ドクターのアレルギーとしているガスに反応し、紫色に変色する。

物をよく見るときに眼鏡をかけ、金切り声を出すことがあり、クリケットやお茶を好んでいる。後のドクター曰く「この時は臆病だった」と述べられる性格であった。

6代目ドクター:コリン・ベイカー

カーリーヘアーで、猫のバッジを付けたカラフルなジャケットを着用している。6代目ドクターは詩を読むことが好きで、今までのドクターに比べると態度が大きく短気、暴力的な面がある。

当時は、番組が低迷時期にあったためにBBCの判断により、彼は降板になってしまった。

7代目ドクター:シルベスター・マッコイ

赤いネクタイ、クエスチョンマークの付いたセーター、茶色のジャケットを着用し、クエスチョンマークの傘を持ち歩いている。

7代目ドクターは思慮深く、ミステリアスな性格をしている。1996年の映画の際にギャングに撃たれ、8代目へと再生した。

8代目ドクター:ポール・マッギャン

フロックコートにグレーのクラバット、グレーのズボンを着用し、黒の革靴を履いている。性格は、情熱的でロマンチストだが、一部影がある人物である。

テレビ映画版、ラジオドラマ、小説で登場しました。7代目がギャングに撃たれ、病院に救急搬送され医師が蘇生する際に電気ショックを利用したために、再生にミスが生じ記憶をうしなってしまう。

ウォードクター:ジョン・ハート

50周年記念番組の際に登場したドクター。10代目、11代目との共演をはたしている。白髪で、ひげを生やしている。この時のドクターは8代目と9代目の服装を混ぜた服装になっている。

故郷の戦争を阻止するために戦士としての姿。戦争を終結するために敵もろとも故郷を滅ぼした。9代目以降のドクターはこの事を後悔していた。しかし、真実は10代目と11代目と共に過去を書き換え、初代から12代目のドクター全員で故郷を滅ぼさずに戦争を終結させていた。

9代目ドクター:クリストファー・エクルストン

2000年代からの新シリーズ初のドクター。黒髪で坊主頭に近い。よく耳の形を揶揄されるが、本人も耳の形は気に入っていないようである。

黒または赤、緑のシャツ、黒色のズボンとジャケットを着用している。口癖は。「Fantastic!(素晴らしい)」。また、北部訛りがあり、そのことを追及された際に、「宇宙にも北はある」と答えている。

このドクターは普段は飄々とした人物だが、時折陰のある一面を覗かせることがある。同行者のローズと出会うまでは、故郷を戦争で失くしてしまい、1人で旅をしてましたが、彼女に命を救われてから彼女と旅に出ました。ローズを助けるために負傷し、10代目へと再生しました。

10代目ドクター:デイヴィッド・テナント

歴代のドクターの中で最も人気が高く、デジタル・スパイの「最も人気なドクター」、「21世紀最高のTVドラマキャラクター」に選ばれている。茶髪で背が高く、、茶色または青色のスーツ、ネクタイをしており、時折茶色のロングコートを着用し、コンバースのスニーカーを履いている。物をよく見る際に眼鏡をかけるが、周りに賢く見せるためのかっこつけである。

口癖は、「Allons-y(さぁ行こう)」。大量の放射線を浴びて、11代目へと再生した。50周年記念特番にも出演しており現役11代目ドクターとも出演は果たしている。

11代目ドクター:マット・スミス

歴代の中で最も若い登板である。蝶ネクタイ、サスペンダーを付け、黒いブーツを履いている。口癖は「Geronimo!」.

10代目から再生した際に、同行者となるエイミー・ポンドの家に不時着し、彼女を非常に困惑させる。

50周年記念番組で10代目ドクターと対面している。その後に。トレンザロアという地を900年間守り続け、役目をはたして12代目へと再生した。

12代目ドクター:ピーター・カパルディ

白髪で黒のコートを着用している。中はシャツ、カーディガン、Tシャツなどを着ている。12代目の外見は、自ら望んでこのようになったと明かされている。

気難しい性格をしており、ボディタッチなどのスキンシップを嫌っている。

9代目から11代目のドクターには口癖があったが、12代目には口癖がない。ただし、「Shut up!(うるさい)」とこと言うが多い。

13代目ドクター:ジョディ・ウィッカー

初の女性ドクター。グレーのコートに黒または赤のシャツにサスペンダーをしている。

今まで男性であったために、一人称に迷ったり、「ご婦人」などと呼ばれると困惑したりもしている。

2020年現在も継続して演じている。

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