SF界の魅力的なもう一人の主人公たち‐ドクターフー ‐

英国生まれの長寿SF番組の「ドクターフー」。そんなドラマの魅力的な主人公である「ドクター」。だが、主人公でなく、そんな主人公を支える魅力あふれる旅の仲間「コンパニオン」たちを紹介していきます。

魅力溢れる個性を持ったコンパニオンたちをどうぞ

コンパニオンとは

「コンパニオン」は「ドクターフー」に登場する主要人物の位置づけで、ドクターの旅の「同行者」のことを指します。

コンパニオンは、ドクターの旅の中での助けられ、彼のたびに魅了されて旅に同行していくのが毎シーズンのコンパニオンが加わっていきます。

コンパニオンの1人1人がドクターの旅の中で彼を助け、魅力的な活躍を行い、毎回楽しみになっていきます。

2000年代からの「コンパニオン」を紹介していきます。

歴代のコンパニオン

シーズン1.2

ローズ・タイラー:ビリー・パイパー

新シーズン1,2,4のコンパニオン。
婦人服売り場に勤務する19歳の少女。家族や友人にドクターとの旅を知られている初のコンパニオン。

残業後にマネキンの襲撃を受け、9代目ドクターに助けられる。少々向こう見ずな面もあるが、冒険心に富みドクターの危機を救う。そのままドクターの相棒としてターディスに乗り込み、冒険に乗り出していく。

ドクターとの旅の中で彼と恋人同士になるが、シーズン2の最終話で離れ離れになってしまうが、シーズン4のSPエピソードで再会を果たすことになる。

ミッキー・スミス: ノエル・クラーク

新シーズン1,2,4のコンパニオン。
自動車の修理工場で働くローズの恋人。優しいが、少々肝っ玉が小さい面もある。

シーズン2から正式に旅に同行し、ドクターやローズとともに旅をすることになる。だが、中盤にパラレルワールドで存在したもう一人の自分の代わりにエイリアンの侵略を阻止するため、パラレルワールドに留まることを決意し、旅を離脱する。
しかし、シーズン2の最終で本来の世界でドクターとローズと再会する。

キャプテン・ジャック・ハークネス: ジョン・バロウマン

新シーズン1,3,4のコンパニオン。
51世紀のタイムトラベラー。オムニセクシャルでどこの星の出身であろうと口説いてしまう。

当初は、ドクターとローズを騙して金を得るため宇宙船を墜落させ、それが原因で起きた事件を彼らに収拾してもらい改心し、彼らのたびに同行する。

シーズン1の最終話で1度死んでしまいますが、タイム・ボルテックスを吸収したローズによって不死身て生き返ります。それ以降は、ドクターに再会するためにトーチウッドに勤務することとなる。

彼は、スピンオフ作品である「Torchwood」の主人公として登場しています。

シーズン3

マーサ・ジョーンズ:フリーマ・アジマン

シーズン3のコンパニオン。
医学生であり、研修医として勤務していた病院ごと月に転送された際にドクターと出会い、旅に同行する。

シーズン3の終盤でドクターを救うため、地球を救う活躍を行う。

スピンオフ作品の 「Torchwood」にも登場している。

シーズン4

ドナ・ノーブル:キャサリン・テイト

シーズン4のコンパニオン。初登場は、シーズン2のSPエピソードである。

タイピングが得意な派遣社員。初登場時にドクター共にエイリアンと戦うが旅の誘いを断り、そのこと後悔しつつ平凡な生活を送っていたところ、彼と再会を果たして旅に出る。

シーズン5.6

エイミー・ポンド:カレン・ギラン

シーズン 5,6,7のコンパニオン。
11代目へと再生したばかりのドクターが墜落した民家で出会った少女。

壁の「ひび」を恐れて助けを願っていたところドクターと出会い、14年後に戻ってきた彼と旅をする。時空間の裂け目を巡る物語に大きく巻き込まれていく。

ローリー・ウィリアムズ:アーサー・ダーヴィル

シーズン 5,6,7のコンパニオン

エイミーの幼馴染にして夫。エイミーとは深い愛で結ばれており、命を懸けて彼女のために行動する場面が多く見られる。

普段はエイミーやドクターに振り回される役回りであるが、旅で彼女を危険に陥らせることもままあるドクターに対して強い態度をとることもある。

リヴァー・ソング:アレックス・キングストン

シーズン 5,6のコンパニオン。
シリーズ6の中核に位置するキーパーソン。初登場は、10代目ドクターのシーズン4からである。

ドクターとは、非常に不思議な関係をしている。ドクターとリヴァーの時系列は逆行している進んでいる。リヴァーの未来はドクターの過去に位置し、ドクターの未来はリヴァーの過去に位置している。

また、エイミーとローリーとも非常に深い関係があり、その関係はシーズン6で明かされることになる。また、ドクターとは夫婦関係になっている。

シーズン 7,8,9

クララ・オズワルド:ジェナ・ルイーズ・コールマン

シーズン 7,8,9のコンパニオン。

2012年のクリスマススペシャルより登場するコンパニオン。 11代目と12代目のドクターと共に旅をした。

異なる時代に複数のオズワルドが存在し、ドクターはその謎を追うことになる。どのクララも “Run you clever boy, and remember (me).” という言葉をドクターに言い残すという共通点を持つ。

シーズン 10

ビル・ポッツ:・パール・マッキー

シーズン10のコンパニオン。
「約束」より登場するコンパニオンになる。

12代目ドクターの講義に参加し、彼の好意でコンパニオンとなる。

性差別や人種差別に敏感であ女り、女性が蔑ろに扱う考えを前時代的と非難するが、実際に過去の時代の人物がそういった発言をした際には矛を収めた。

ナードル:マット・ルーカス

シーズン9,10のコンパニオン。
2015年のクリスマススペシャル「リヴァー・ソングの夫」より登場し、コンパニオンになる。

元々は、リヴァー・ソングと行動を共にしていたが、ドクターがリヴァーと別れた後は12代目ドクターのコンパニオンになった。

シーズン 11

グレアム・オブライエン:ブラッドリ―・ウォルシュ

シーズン11のコンパニオン。
引退したバスの運転手で、グレースという妻がいる。

電車で移動中、グレアムとグレースは奇妙な生命体に襲撃され、13代目ドクターに助けられる。彼らは、人間狩りを行う異星人を止めるためドクターに協力するが、グレースは勝利と引き換えに命を落とした。

グレアムは自宅でグレースの幻影を目にして悲壮と闘うこととなったが、最終的に悲しを乗り越え、ドクターとの旅を選んだ。

ライアン・シンクレア:トシン・コール

シーズン11のコンパニオン。
運動障害を持つ19歳の青年。疎遠な父がいる。

パートタイマーとして倉庫で働きながら、整備士になることを夢見ている。最近義理の祖父グレアム・オブライエンと結婚した祖母グレース・オブライエンに育てられた。ヤズミン・カーンとは小学校の同級生であった。

ヤズミン・カーン:マンディップ・ギル

シーズン11のコンパニオン。
ライアンとは小学校の同級生。地元の警察官。団地で父、母、無職の姉との4人暮らしの女性。

19歳の見習い女性警察官で、自分の価値を認めてもらいたいと願っている。4話からドクターの旅に完全に加わる決意し、旅に同行する。

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